みんなのちから。
みなさんこんにちは。
日本では銘苅クンが暴れているようですね(笑)
実はまだ一度もお会いさせていただいていないのに、なぜだかこの親近感(笑)
彼ってすごくいいオーラがでてるよねー。
そういえば以前一時帰国した際に会わせていただいた櫛田さんもそうだったな。
勝手に親近感を持ってしまって、凄くお世話になりました。
元々人見知りが激しい自分。でも2人には全然違和感がないな。
2人とも海外での選手経験のある人達だけど、なにかあるのかなー。
当然海外経験のある人全てがそういうわけではないから、やっぱりその人の人間力なんだろうね。人間的な温かみがある。
そういう人達と一緒にいると凄く学ぶ事もあって楽しい。
それが異業種の人となるとなおさらだよ。
色んな知識とか考え方とか、もちろん情熱なんかももらえて、自分を見つめ直す凄くいい機会になるんだよね。
そういったエネルギーがまた次に進む為の推進力になっているから、そういった出会いを見逃さないようにこれからずっと生きていけたらなと思うな。
さて、ラグビー日本代表がW杯への出場を決めたそうですね!!
おめでとうございます!!!!
実は僕も知らなくて、ある記事を読んで知りました。
そしてそこには、『・・・何だこの静けさは』というとても興味を引かれる一文が題名に入っていて引き込まれてしまいました。(http://bylines.news.yahoo.co.jp/bandotaro/20140603-00035976/)
うーん、たしかにこれって前から思っていることなんだけど、競技力って人気に直結するとは言えないよね。
当然野球のように人気と競技力が共にトップの競技もあるけれど、じゃあ同様に絶大な人気を誇るサッカーは、野球と同じくらいの結果が国際競技力としてあるか、又は求められるかと言われれば。。。正直まだそこまでじゃないと僕は思っています。あくまで個人的な見解ですが。でもサッカーのこれまでの盛り上がりとか、Jリーグの発展とか、もう文句の付けようが無いくらい凄かったわけで。
では逆に、柔道やレスリングでは日本は世界トップの競技力だけど、人気といえば、当然サッカーとは比べ物にならないと思うんです。
考えてみれば当然の話で、同じスポーツとはいえ違う競技。
そうなれば規模も魅力もそれぞれに違って、それぞれの良さがある。そもそも他競技との比較とか比べ方自体意味が無いことが多いと思う。
めちゃくちゃ当たり前だけど、この視点って凄く大事だと思うのよ!!
『サッカーに出来たからハンドボールにも出来るはず!!』ではなくて、出来る事もあれば出来ない事もある。そこの見極めだよね。
果たしてその競技にどれくらいの規模や可能性が埋まっているのか。
そこにはたくさんの要素が複雑に絡んでくるから簡単にわかるものではないけれど、ただ『やりたい!!』とか『こうなったらいい!!』っていう希望や願望だけではなくて、自分たちの事にちゃんと真摯に向き合って考えて、知ろうとすることが大事なのかなと。
いや、回りくどい表現が続いたけど言いたい事は、『強いから人気がある』っていうことは必ずしも成り立たないってこと。そして強くすれば全てがうまくいくわけではないということ。
じゃあどうしたら人気ってでるんだろうね。
以前、というか最近もまた新しい記事が出ていたけど、バスケットボールのトップリーグの問題がいくつか記事になっていたり、Facebook上でも熱い投稿があったり、良くも悪くも注目を集めていますね。
こちらもハンドボール同様に国際大会では中々結果が出せないでいる競技だと思いますが、かなり人気あるよね。競技人口も多いし。
やっぱりスラムダンク効果かな。(笑)
バスケも凄く楽しそう。観に行きたいなー。
ハンドボールの人気を高めたいって思っている人にはとても興味深い事例ですよね。
きっと同じような問題に直面する事が多いと思います。
ハンドボールのプロ化も難しい問題ですよね。
とにかくこれを読んでくれている人には『プロ化』っていう意味もちゃんと考えて欲しいと思う。
響きやインパクトがあって、プロってかっこいいって思うかもしれない。
でもプロ化すれば悪いところはないのか?
ハンドボールは今すぐプロ化してうまくいく?
皆のいうプロって少しでもお金が発生すればプロ?
逆に企業スポーツにいいところはないのか?
実は企業スポーツと言われている運営方法でも少し変えるだけで違った側面が見えてくるかもね。
なんでこんなこと書くかっていうと、色んな意見を見たり聞いたりしていてたまに出てくる、相手の事を考えていない意見が気になったから。
自分の主張は当然するべき。
それはどんなときであっても必要なんだけど、もっと前段階の話で、相手の立場で考える事って凄く大事じゃない?
何においても。
その意見も踏まえて自分の考えを構築して欲しいんだよね。
「理屈で考えればこうでしょ。だからこうするべきだ!!」
・・・でも理屈だけで生きてるわけじゃないでしょ。みんな。
特に日本ってそういう理屈以外のところがとても大事で、それが悪いって見方もあっているかもしれないけれど、良いとこって本当にないかな。
そういう中で生きている人にとって、理屈だけってとても居心地の悪い物だと思うんだよね。
いや、ドイツの人達って本当に自分の主張をしっかりするよ。
とても論理的に。
でもそこに相手の事を考えるっていう部分が欠けていると感じる事が多かった。
皆じゃないけどね。
本当に物事って見方によって良くも見えるし悪くも見える。
でもこれができるだけで『意見』そのものの質が大きく変わる。
相手がどうかは別として、自分はそういったしっかりとした『意見』をもちたいよね。
そしてその次に考えて欲しい事は、自分が何をしているか。
「協会が何もしてくれない。」「協会だから何かして当たり前。」
そういう意見が聞こえてくる事も昔から少なくないです。
でも何かに頼るのではなく、自分に出来る事で何をするかがとても重要だと思うんです。僕は。
例えば「ハンドボールの人気がなくて淋しいから、少しでも人気が出て欲しい!!凄く魅力的なスポーツだ!!」って真剣に考えているとする。
「協会があんなんだからダメだ。」って、もし言ってしまえばそれで終わり。
文句言えるってことはその人にはその問題点がきっと見えているはず。
不満は大きなチャンスですよ。
もし人気が出て欲しいなら何かしら個人の範囲でもやれることがあると思うんだよね。
でも上が動いて、指示が出ない限り自分が動かないのであれば、上が変わらない限り何も変わらない。
そして何も変化が無いままトップの人間が変わったとしても同じような人が同じような事しかしないんじゃないかな。
皆が何か少しでいいから行動出来たら、それってもの凄い大きな力になって、自ずと何かが変わっていくと思う。
それって上の人達を動かしちゃう程の大きな力だと思う。
きっとそれに上の人達も思ってると思う。
「人気が無いから、資金も集まらないし何も出来ない。」
そしてファンや選手達はこう思っている人も少なくないはず。
「魅力はあるのに、上が何もしないから人気も出ない。」
ニワトリが先?
タマゴが先??
そんなのどっちでもよくない???
人に何かを求めている限り、何も変わらないと思っているほうがマシだよね。
日本ハンドボール界の厳しい状況でも自分がやれる事を一生懸命頑張っている人達を何人も知っています。
きっとそういった人達が大きな力を生み出していくんじゃないかなと思っています。
でもその為に絶対に必要な事は、ハンドボールの事を想ってくれている人達一人一人の力です。
これがないと絶対に何もうまくいきません。
そして日本のハンドボール界にそういう大きな事を起こすだけの力が埋まっていると僕は思っています。
皆が自分で考えて、何か一つでもいいから行動して欲しいと願っています。
こういう事に突っ込んで書いてしまうと色々言われる事が増えてしまいそうだけど、せっかくこういう場だし、自分の意見は自分の言葉で発信していきたいしね。
でも周りの目を気にして行動できないことが一番嫌だし。
いいんですよ、言いたい人には言わせておけば。
今そこにいる、今を経験している自分にしかわからないことって絶対にあるから。
色々と書いたけど、僕の意見としては、やっぱり最終的には『プロリーグ』を作って、最高の雰囲気のハンドボールの試合が日本で毎週行われるようになって欲しいと思っています。
当然、ここにも書いたように自分にできることをやっていくよ。
そしていつかその力を皆で合わせて、大きな楽しい事起こしましょう。
みんなでがんばろう。
あきら